2018年10月13日土曜日

 リセット。リセットばかりしている。化粧台の上を整理する。口紅がとても多い。
 鏡の中をのぞきこむ。母親とスーツを買いにいったときについでにとかった茶色のニットにユニクロの花柄のパンツ。自分の顔も見つめてみる。眉毛が勢いよくのびてる。眉毛を切る小さなハサミが見当たらない。

 大学時代の友人とすこしだけメールのやりとりをする。彼女の言葉の響きがずっしりと鉄のように重くなっているのを感じ取る。地球の中心に体がひきつけられて、希望を簡単に感じられなくなっているのがよく分かる。言葉は前向きであっても身体がそれについていかないのだと思う。

 彼女に送る予定の本を読んでみる。英語で読んだからか日本語だとすっと言葉が入ってこない。装丁はとても綺麗だけど。でも過去に読んだ時、どのような部分に心が反応したのかを思い出す。

 私は静寂が好き。気を紛らわすのが好きではないのだと思う。
 世の中の「楽しみ」の多くは、現実から目をそらすものだと感じることが多い。
 私は現実が好きなのだ。それを見つめている時間を大切にしたい。

 私は私がおかれている半径何メートルかの世界が好きだから、旅に出たいとあまり思わないのかもしれない。小さな小さな世界。

 そういえば、この前表参道のザラホームに行った。素敵な生活を約束してくれそうな雑貨がたくさん並んでいて、ドキドキはするんだけど、その一つ一つを手にしてみると、運命を感じることはできず。私は池の上のふとん屋さんでかったブランケットや、下北沢の古着屋さんで買ったクッションの方が好き。

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