2018年7月16日月曜日

 ゆっくりゆっくり、頭の中を整理していく。新幹線に乗って名古屋に行ってきた。名古屋駅を降りる。喫茶店に入り、モーニングを食べる。ハムエッグ、トースト、サラダにアイスコーヒー。そこで働く女性は栗色に髪の毛を染めていて、注文をとる時ににこっとこちらを見て笑ってくれる。

あまりにも日差しが強いのでコンビニで日焼け止めを買った。スプレー式の日焼け止めを体にふりかける。陽気な気分で街を歩く、足取りも軽い。

楽しそうに、あるいは退屈そうにおしゃべりをする男女の集団を目のはしで見つめる。「私には関係のない世界」そういう感じがする。

日常的にあたり前のように行われている言葉の交換。だけど私はそれを回避してばかりいる。その言葉の形状一つ一つに心が敏感に反応してしまう。神経過敏とはこのこと、と自分でも思う。醜悪な言葉を耳にいれたあとはそれを排出する作業に取り掛かる。その人が何を信じて生きているのか、それを見極めることばかりに神経を使ってしまう。

二人の女性と専門的な話を少しする。自分自身が考えていることを言葉にするとき、いじめられたことがある猫みたいに、毛が逆立ってしまう。相手が敵ではないかもしれないのに、心が敵であることを想定してしまう。
「信頼してないんだね。」
「どうして?」
「だって、目が」
「目が?」
「目がね。自分の価値観を否定するものを許さない目。それが、私はとても怖い。」

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