2018年7月14日土曜日

外に出ると、ムっとした暑さで、すぐに肌がベトベトになる。「不快な気候」
カチカチカチカチ、まわるメーターを切り替えていく。女から野良犬へ。

私が好きな作家はみんなどこか犬の目をしている気がする。世界を「意味」で分解しない目。それを、そのまんま、それとして見つめる目。

バラ商店が下北沢からなくなってしまったことが私は悲しいらしい。下北沢を好きになるきっかけをくれたものが、少しずつ少しずつ、下北沢からなくなっていく。千草がなくなり、松菊がなくなり、てっちゃんがなくなって、古着屋さんも、そう。最近塗装屋さんのおじさんの姿も見かけない。体調があんまりよくないと聞いた。アメ横にデートしにいく約束をしているから、早く元気な姿を見れるといいなと思う。

目の端であたりまえのものとして存在していたものが変わっていく様子を見る時、
壁紙を剥がされたときに不安げな顔でこちらを見つめてきた三毛猫を思い出す。「愛を感じて生きる」ために必要なものが消えていってしまうのは悲しい。

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