2018年4月8日日曜日

 天気は晴れ。睡眠は相変わらず浅い。母からもらった睡眠薬を二錠飲む。新しい発見をすると鼓動が高鳴り、遠足前の子供の状態がずっと続いてしまう。
 本腰を入れて、やりたいことをやろうとすると、技術的な問題がたくさん出てくる。一つ一つ確認をしていく。スタジオの人たちの仕事への対処の仕方を見つめてきて、そういうことが大事なことだとようやく気づくことができた気がする。

 火災報知器の確認のために大家さんが部屋にやってきた。このアパートの大家さんの目はとても優しい。赤っぽく染めた髪の毛。私の顔をみると「風が強くてこわいわね。いろいろと飛んでしまいそうね。」という。言葉に気持ちがこもっていて、しばらくすると暖かい気持ちになる。私はこのアパートの大家さんがとても好き。

 言葉にも温度がある。科学者たちは世界が始まるときにわずかではあるけれど、「温度」が生まれたという。世界の始まりの音を発見した人たちはノーベル賞を受賞した。マイクロ波背景放射と呼ばれるその音は、テレビのザーザー音らしい。
「世界はこのマイクロ波背景放射の音で満ちている。」


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