2018年4月12日木曜日

 睡眠不足なのに、頭はしゃっきりしている。「やらなきゃいけないことをやらないといけない。」そういう、単純な命題。やらなくてはいけないことって?

 世界を知ること。犬のように無目的に。しっぽを振りながら。意味を考えずに。
 
 今日は晴れ。白いTシャツにジーンズのシャツを羽織っているだけで、ちょうどいいくらい。彫刻家が下北沢にやってきて、パン屋さんで待ち合わせ。彼女はホットドッグのセットを食べていた。私はヒヨコ豆のサンドイッチとハムとチーズのサンドイッチを頼む。

 彼女との会話はいつも楽しい。肩までのびた髪の毛。少し色のついた白のセーター。彼女は白がとてもよく似合う。彼女の言葉からは軽やかなユーモアを感じる。二人でシナリオを無駄な話をはさみながら、シナリオを練る。

 自転車にのって、自宅に忘れものをとりに行く途中、ハートのイヤリングが左耳にしかついていないことに気がつく。ハートを落としてしまうなんて。

 「なくしたことがないものはハートだけ」なのに。と、いいながらも実は私はハートを失ったことがある。ハートを失って生きることはとても苦しいこと。だけど、なぜだか社会はそれを失うように巧妙にたくさんの罠をしかけてくる。そんな得体の知れないもの、信じて生きたって幸福にはなれないよ。と警告音をならしてくる。

 仕事の帰り、ポケットに手を入れたらハートのイヤリングが二つ入ってた。「こんなマジックみたいなこともあるんだな。」とつぶやく。ポケットの中にはイヤリングが一つ、ポケットをたたくとイヤリングは二つ。

 



 

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